ブリヂストンTOURSTAGE ツアーステージX-BLADE 703 アイアン アナログ的クラブレビュー
[2009年12月19日(土)]
ツアーステージX-BLADE 703 アイアン をアナログ的にレビューいたします!!
すいません…
アナログ的レビューも久しぶりなんですよねぇ〜
では!早速!アイアンをバラしちゃいましょう!!
あ!
『クラブ職人の休憩室』に初めてお立ち寄りになった方は、なんのことやらわからないでしょうねぇ〜???
『アナログ的クラブレビュー』っていうのはぁ〜
とりあえず!クラブバラして…
ああだ!こうだ!とクラブをいじっちゃおう!
って企画です!!
ここでは、お世辞ぬきで、
「良いところは、良い!」ま!あまりほめないけど…
「悪いところは、悪い!」
ほとんど私の見た目だけで判断していますが…
だから「アナログ流」なんですけどね!
なので…
あまり、真剣に考えず…
おバカな、世間からちょっとヅレた感性の…
へっぽこ貧乏クラブ職人のおバカレビューなので…
お気軽に読んでみてくださいね?

と!いうわけで!
今回のカワイ子ちゃんを早速バラします!
といっても…
今回は、なんと新品!!
新品をなぜばらすの?
なんて…
疑問に思う方もあるかと思いますが…
とにかく今回の記事を読んでみてくださいね!
もちろん過去の記事も読んでいただけるとより理由が見えてくると思います!!
ということで!
早速シュリンクを破いて…
うぎゃぁ〜〜〜!!
なんじゃこりゃ!!
くせぇ〜〜〜!!
しかもベタベタ!!
あぁぁぁぁ〜〜〜
マジでびっくりしました!!
ヘッドについているビニールをむきとった瞬間…
作業場に広がる悪臭…
しかも…
ヘッドのキャビティー部分が…
ベタベタ…
ねちゃねちゃ…
なんだこりゃ???
手までベタベタで、ねちゃねちゃで、悪臭を放っている…
う〜ん
なんか錆どめか?
グリスでも塗ってあるのか?
とにかく指が臭い…
臭くて、気分悪くなってきた…
ということで…
こいつを拭きとらなきゃ作業にならない…
早速ふき取り開始…
なんか鼻がかゆい…
うぎゃぁ〜〜〜!!
臭いベタベタの手で、鼻をかいてしまった…
鼻に入った!!
ううぅ…
死にそう…
その前に吐きそう…
洗っても取れない…
ということで…
この日の作業は、中断…
ということで…
第一日目は、ここで終了いたしました…
しかし…
なんだあの臭いベタベタするものは?
クラブをばらそうとすると、自動で作動する
「ばらしちゃいやよ!」攻撃だったのだろうか???
作業場だからよかったですが、
ご家庭や練習場やゴルフ場で、シュリンクむいてあのベタベタ攻撃されたら…
怒っちゃうユーザーさん続出するだろうなぁ〜
コワ…
ということで!
二日目突入の前に!
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ということで!初日の興奮冷めやらぬまま二日目突入です!
もう一度!ヘッドを洗浄…
いよいよ本格的にばらします!!
今回預かったクラブなのですが…
ダイナミックゴールド X-100 装着モデルでして…
メーカー受注生産なんですねぇ〜
しかも…
『ASSEMBLED IN JAPAN』って書いてある…
日本で組み立てているんですねェ〜
ん?
最近流行りなのか…
中上級者モデルでもロフトは、立ててあるんですねぇ〜
これは、単純に考えてもロフト分だけは飛びますよねぇ〜
まぁ〜
多少、向きや形にばらつきはありますが…
このあたりは、作業が進むごとに修正を加えていくとして…
う〜ん
ダイナミックゴールドX-100だからでしょうか?
バランスがD3…
Sは、D2
Xは、D3
ってなんか、教科書通りというか…
スタンダードっていうか、世界基準みたいになってますよねぇ〜
実際にこの標準のバランスって今のスチールシャフトには、重いように感じるのは、私だけでしょうか???
あ!シャフトを抜いている写真撮るの忘れた!
まぁ〜
このあたりは、他のアイアンと同じなので、過去のリシャフト記事を参照してくださいね!!
ということで!
作業順序といたしましては、
1、ヘッドをはずし…
2、グリップやソケットを抜きとり…
3、ヘッドやシャフトの中に詰まっている接着剤やバランス調整等に使われているバラストを取り除く。
こんな感じでしょうか?
単純そうですが…
これが結構時間がかかるし、パーツを壊さないようにしなくちゃいけないので…
意外と繊細な作業だったりもします…
最後に、ドリルとボール盤を使って、ヘッドとシャフト内の接着剤やバランス用の重りなどを取り除くのですが…
うぎゃぁ〜〜〜!!
なんじゃこりゃ!!


ヘッド内もシャフト内も大量の接着剤&バラスト!!
おかげで、作業台もボール盤もまるで雪が積もったように、あたり一面真っ白…
昔からこのメーカーさんのクラブってヘッド・シャフト内の詰め物は、多いほうですが、ここまで大量なのは、28年間クラブ職人やってきて最高新記録じゃないでしょうか???
これだけ大量に、入っていると…
おそらく、体感バランスは、激重に仕上がってしまうんじゃないかな?
っていうか激重に仕上がってましたけど…
スイングにも悪影響を及ぼしそうですし…
シャフトのしなり方や、ヘッドやクラブの重心位置も変わってしまうのでは?
もちろんアイアンセットなので、セット内(つまり番手同士の)ばらつきもかなりでちゃうじゃないかと思うんですよね?
バランス計に乗せた時にぴったり数値がそろうってのが、バランスじゃないと思うんですけどねェ〜
これだけ大量とは、予想していなかったので…
バランス調整どうするかなぁ〜
ちょっと困ったなぁ〜
しかも…
ヘッド内に大量のバラストが入っているせいで、
シャフトの装着部分の長さが、極端に短い…
つまりきっちりヘッド内にシャフトが入りきっていない…
しかも…
番手によって長さがばらばらだぁ〜〜!
う〜ん…
バランスよりこっちのほうが問題ありなんですが…
困っちゃったぞう…

では!
いよいよ組み立て開始です!!
すいません!
組み立ても写真撮るの忘れました!!
ここから先は、写真ありません!
作業内容としては、他の「アイアンセットの組み直し」の記事と同じですので、そちらを参考にしてくださいね!
まずは、シャフトのスパイン検出です!
アナログ流マニアの方はすでにご存じかと思いますが、初めての方へ簡単に説明しますと…
シャフトには、(特にスチールシャフトは…)硬くしなる部分と柔らかくしなる部分がありまして…
これをデジタルっぽい、いたってアナログな計測器で計って
スイング中にシャフトができる限りスムーズにしなるように装着する方向を計測するということなのですが…
これって違反じゃないの?
う〜ん…
最近USGAもこの個体差については、認めつつある方向になってきましたし、シャフトメーカーさん自体が、違反シャフトを作っているわけじゃないので…
違反とはいえないと思います。
でもグレーな部分は、感じますが…
で!次は…
シャフトを装着する準備です。
う〜ん
ソケットを装着して、シャフトの長さとヘッドバランス番手ごとのセット内でのトータル的なバランスというかつながりなどを意識して…
それを頭の中でだいたいの青写真をつくって…
(青写真って古ぅ!)
この作業について…
よく、質問をいただくのですが…
これといって特殊な作業でもないですし、企業秘密でもないんですけどねぇ〜
ただ文字で表現ができないというか…
頭でイメージ作って、この後の作業で微調整しながら組み立てるって感じでしょうか?
(文字じゃやっぱわかんないでしょ?知りたい方は、見学に来てね!)
次は、シャフトとヘッドの接着です。
このメーカーさんのクラブに限らず、大手メーカーさんのクラブは、シャフトとネック内の装着部分のサイズがぴったりじゃないんですよねぇ〜
ネックの穴のほうが、かなり大きく、隙間があるんですよぉ〜
実際には、隙間がないほうがいいんですが…
おそらく作業効率の関係でしょうか?
かなり大きく違っている場合が多いです。
この隙間…
簡単に作業できる半面、シャフト装着が、大きくばらついてしまうんですよねぇ〜
でね!
この隙間を利用して、ヘッドのばらつきを修正してあげるんですよぅ〜
詳しくは、またそのうち、記事にしようと思うんですが、どっかに過去に書いたりシャフトの記事にあると思いますので、根気よく探してみてくださいね!
シャフト装着時は、
シャフトの入る方向とヘッドの形・シャフトの長さとヘッドバランス
などなど…
クラブの仕上がりとトータルバランスのことを考えながら…
しっかり装着!!
シャフトの接着が完了したら、いよいよクライマックスのライ角・ロフト角の調整です。
新品のヘッドなのになぜ調整が必要かといいますと…
もともとの角度が、あまりきっちりしていないというのもあるんですが…
シャフト装着時に微妙に変わってしまいますし、セット内でのばらつきを抑える のにも必要なわけで…
この調整が、かなり重要になってきます。
詳しくは、過去に書きました、ライ角・ロフト角の記事を読んでみてくださいね!
ヘッド調整ができたら、最後はグリップ装着です。
グリップの太さや、バックラインの方向などなど・・・
グリップの入り方いかんによっては、今までの作業が台無しになりかねないので、慎重に…
詳しくは、グリップの過去記事を読んでね!

これが噂の新規格の溝でしょうか???
角溝の面取りをしたってかんじですね???
ということで!
悪臭騒ぎに積雪事件…
色々とハプニングはありましたが、ようやく完成です!!
総評といたしまして…
このクラブ…
上級者のニーズを反映させたモデルというよりは、中級者のユーザーさんをターゲットにしたクラブという感じでしょうか?
バックフェースのデザインも斬新というよりは、無難にまとめたって感じですし…
御自慢のダブルカットソール…
重心を低くするのには一役買っていそうですねぇ〜
他のメーカーさんもそうなのですが、今年の流行りでしょうか?
スパルタンなイメージの出っ歯なもでるではなくセミグースといった感じのモデルに仕上がっていて、構えやすくなったと思います。
あまりこれといった個性は感じられませんが、無難で当たりはずれなないデザインといった感じに思います。
ただね!
あの大量のヘッド内のバラストは、ちょっといただけないかな?
もう少し、丁寧なヘッドウエイト調整が必要じゃないかと感じました。
このモデルに関して言うと…
ストロングロフトに設定する必要があるのでしょうか?
ターゲットユーザーを上級者向けと見せかけ、オールマイティーなユーザーを獲得しようという腹のうちがなんだか見えてきそうな気がします…
とまぁ〜私が感じたのは、こんな感じのことですが…
まぁ〜すべては、田舎のヘッポコ職人の戯言ですので…
レビューの内容にお気を悪くした方がいらっしゃいましたら…
ごめんねぇ〜〜!!
でわ!今日も!
ナイスクラブで!ナイスアドレス!ナイススイング!ナイスショットを!
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