ミズノ MP-68 アイアン アナログ的クラブレビュー
[2010年07月22日(木)]
ミズノ MP-68 アイアン
↑↑↑詳しくは、クリック!!
う〜ん…
相変わらずきれいなメッキですねぇ〜
う〜ん…
2010年の流行りなのでしょうか…
どのメーカーさんのクラブも、結構オフセットが入っていますよねぇ〜
このクラブも、どちらかというと「ストレート」っていうよりは、「セミグース」って感じの仕上がりでしょうか?
適度なグースネックがいいですねぇ〜
う〜ん…
個人的な好みですが…
近年、「ストレートネック」っていうかむしろ「出っ歯」なアイアンが多かったように感じます。
「出っ歯」なクラブって…
もちろんいい部分はたくさんあるんですが、
使いこなすというか…
プレイスタイルやクラブの使い方が相当テクニシャンな方向け…
って気がしていました…
つまり結構テクニシャンの方かマニア向けってことでしょうか?
あまり、一般ウケするものではないと思っていたんですけどねェ〜
でも、世間で回っているクラブは、ストレートなものが中心で…
ちなみに…
うちん工房では、「出っ歯」なクラブは、頑なにお勧めしていませんでしたが…
アハハ…
このところなんだかセミグース化をたどっているのは、いい傾向じゃないのかなぁ〜
なぁ〜んて…
個人的には、思っています。
さてと…
このアイアン…
やはり、このメーカーさんのプロモデルの後継機種ということだけあって…
相変わらず硬派なスタイルですね!
メッキもミラー仕上げで…
ピカピカで…
う〜ん…
ちょっと厚塗りっぽいけど…
マッスル部分にわずかな「くびれ」というか「えぐれ」を作ってあります。
キャビティー効果を狙ったものでしょうか?
う〜ん…
ソールの薄さやトップブレードのシャープさのことを考えると…
あまりその効果は、ないように感じますが…
たぶん…
打感や見た目に優しく見えるっていう効果は、あるのかな?
なんて気は、します…
構えた格好がすっきりしてカッコいいモデルだと思います!!
でも…
どっちかっというと…
実用的というよりは、マニア向けって感じかなぁ〜
と…
いうことで!
早速バラしちゃいましょう!!

まだ…
ほぼ新品だったんですけどね!
今回お預かりしたアイ アンは、半年くらい前なのですが…
うちの工房をよく利用していただいえいるトップアマさんからのご依頼だったのですが…
今回のクラブは、メーカーさんのフィティングルームでフィッテングして注文生産のクラブです。
なので!身体にぴったりフィット!ってことでしょうか?
ならバラす必要がないんじゃないかって???
う〜ん…
確かにそうなんですけどね…
オーダー品ということだけあって…
カタログ品とは違ったものに仕上がってたんですよぉ〜
↓↓↓写真に注目!


これは、うちのライ・ロフトゲージですが…
さすがに40年前のアメリカ製なので…
最新式のゲージとは、ちょっと違うアナログチックなルックスですが…
まぁ〜私の身体の一部みたいなものなので…
私にとっては、これがなければ、ライもロフトもきっちり計れなかったりして…
実は、最新式の物も購入したのですが… こいつには、勝てなかったんですよねぇ〜
で!ゲージにある「 56°」って???
じつは、お預かりした4番アイアンのライ角度なんですよ…
最初は、目を疑いましたよ…
っていうか…
事の始まりは、
「フィッティングいってクラブ作ってきました。」
って届いたばかりのクラブをうちへ持ってきたところから始まるんですが…
クラブを見た瞬間
「あれ?」
って感じのフラットなクラブ…
計ってみると…
「うぉ〜〜〜!!」
叫んでしまいました…
っていうか…
ゲージが壊れたのか…
私のは計り方おかしいのか…
何度も計りなおしてみましたが、結果は、同じでした…
う〜ん…
まだこの事態に理解ができなかったんですが…
「フィッティングで、このライ角度が、ぴったりです。って言われたので、そのまま注文を出しました。」
ってことだったので…
私の計り間違いでもなければ、ゲージが壊れたわけでもなかったみたいで…
いや〜 びっくりしました…
っておいおい!
安心している場合じゃなくって…
この角度ってありなの??
う〜ん
とりあえずカタログスペックみてみると…
4番アイアン…
ライ角度…
60度…
60度???
ん?
これって…
5番の角度じゃ…
う〜ん…
どうもこのメーカーさんの4番のライ角度は、60度みたいですねぇ〜
実際にどのくらいで仕上がっているかは、別にしても…
60度はちょっとアップライトすぎかな?
まぁ〜なんか意図あってのことんでしょうから否定はいたしませんが…
に!しても…
手元の計り方ではありますが…
4度フラットって???
って思ったんですけどねぇ〜
せっかく作ったんだし…
一度コースで打ってみては?
ってことになり…
ちょうど著名なティーチングプロさんとラウンドがあるらしく…
富士山の見えるアノ有名コースでラウンドがあったそうです…
ラウンドが終わった直後に…
連絡が入りまして…
「5番アイアンで20ヤードくらい右に飛び出すんですけど…」
もちろん彼は、『+ハンデ』のトップアマさんなんですけどね?
でも… やっぱり???
って感じの回答だったんですが…
著名なティーチングプロさんも…
『これはだめでしょ?』
って感じだったらしいんです…
ということで…
箱根方面でラウンドだったんですが…
その足で、うちの工房へ…
いつもの『アイアンセットの組み直し』をやることになったんですけどね?
相変わらずお話しが長くなりましたが…
やっぱり…
この角度じゃ「打てないですよねぇ〜」
って思うんですが…
まあねぇ〜
メーカーさんの理論に基づいての角度でしょうから…
否定はしませんが…
あまり肯定もできないですねぇ〜
本来、このユーザーさんのライ角度って普通より(っていうかうちのスタンダードな角度より)0.5度ほどフラットにいつも仕上げるんですけど…
にしても…
3度以上曲げるのって…
う〜ん
どっかん工房さんのサイトでは、
2〜3度くらいの角度調整は、OK!
ってことろもあるようですが…
4度はダメってことかな? ぷっ!
しかし…
はっきりいって…
無茶です…
ネックも歪むし、ヘッドの格好も…
もちろんメッキも歪んじゃいますし…
それをわかっていて、調整しなければいけないって考えると…
すごく心が痛みます…
でもこのままじゃ…
トップアマでさえ思いっきり右へ飛んで行っちゃうし…
やはり、強行でやるしかないんですよねぇ〜
まぁ〜でも…
ネックは、さすがに曲がったような仕上がりになっちゃったんですが…
できるだけ頑張ったんですけどねェ〜
さすがに力およびませんでした。
メッキは、思ったより歪まなかった…
っていうか…
もっとひどく亀裂が入ると思ったんだけど、亀裂までは、いかなかったので許容範囲かな?ってところでしょうか?
仕上がりはといいますと…
このメーカーさん特有のちょっと開いたような感じが、かなり解消されたので、ある意味打ちやすくっていうか構えやすくなったんじゃないかな?
って感じました…
もちろん…
調整後の感想は…
『ちゃんとまっすぐ打てるようになりました』
ってことでした…
なんかちょっとボールが滑るみたいなこと言っていましたが、
おそらくメッキが硬めなのと新溝のせいかな?って気はしますが…
まぁ〜
さすがにこれは、調整できないんでねぇ〜
慣れていただくか使いこなしていただかなければ、いけないでしょうかねェ〜
ま!なにはともあれ、とりあえず使えるようなところまでこぎつけたので、良かったですよぉ〜
徹夜した甲斐がありましたよぉ〜〜
ん?
なんかすっきりしない?
あ!
そうそう!
今回の発端となったこのフラットなセッティングのお話しですよね?
どうも、彼のお話しを聞くと…
セッティングルームで試打をした時に…
打点が、ネックよりに当たる。
ソールのネックよりのところしか地面に当たらない。
そういう結果が出たそうです。
ってことは…
「アップライトすぎるので、ネックでしかタフをとっていない。だからも少しフラットにすれば、ソール全体でターフをとって、きれいな跡が付き、ボールもフェースの真ん中にヒットします!」
という、説明だったそうです。
で!
少しフラットな試打クラブで打ってみたら…
ん?
結果は、同じ…
んじゃ!
さらにフラットなクラブ…
って感じで、どんどんフラットなクラブへ…
結局一番フラットなクラブを試打しても…
結果は、同じで…
結局、超超フラットな、打ち方をしているとフィッティング結果が出たため…
超超フラットなセッティングのアイアンが、誕生したってことになったみたいです…
う〜ん…
まぁ〜
クラブの理論
とか…
スイングの理論
とか…
って…
たくさんあるから…
否定するわけじゃないんだけど…
フェースの真ん中で必ずボールをヒットしなくちゃいけなかったり
ソール全体でターフを取る
確かに…
教科書通りなんでしょうけど…
う〜ん…
それだけが正しいってわけじゃないですよねぇ〜
今回の彼の場合…
ネック側のソールからいれていくっていうのかなぁ〜
う〜ん
私は、ティーチングプロの勉強は、していないので、わかりやすく詳しくは説明できませんが…
インパクトの位置もボールの捕まえ方により、場所は、色々な場所を使ってショットすると思うんですよねぇ〜
トップアマさんなら…
そんな高度なテクは、ごくごく普通なことで…
ごく一般のアマチュアゴルファーならともかく
日本屈指のトップアマさんの場合…
それをミスショットだとか、クラブっていうかセッティングが合っていないと判断するのは…
どうなんでしょうかねぇ〜
当然ながら小器用な彼は、自分に合っていないクラブであっても使いこなせてしまうので…
どんどんフラットなセッティングになっていってしまったのかな?
って感じました。
とはいうものの…
このメーカーさんでフィッティングをすると…
フラットな方向へセッティングが行きやすいみたいです。
逆に、トゥ側にすり傷が付く場合は、アップライトにセッティングされていく傾向がありますねェ〜
どちらの場合でも、原因は、単にライ角があっていないだけだとは、考えにくい気がしますが…
これもこのメーカーさん独自のクラブ理論だと思いますので…
間違っているとか…
正しいとか…
っていうのは、ナンセンスなんでしょうけどね?
とにかく!アイアンがちゃんと打てるように直ってよかったです!!
ん?
アイアンの写真見て気が付きました?
このクラブ…
ロゴのペイントは、抜いてあるんですよぉ〜

ほらね?
受注生産で、作るのだから…
「ヘッドを作る際にペイントは、抜いてください!」
って注文したらしいんですよ。
もちろん!注文どおり ペイント抜きで送られてきたんですが…
ヘッドの色抜き料金がしっかり追加されている…
ん?
受注生産で作ったクラブなら…
むしろ工程が一つ減るわけで…
値引きされることは、ないにしても、追加が必要とは…
しかも…
もし、色抜き代って???
一度色を入れたんだろうか?
なんで???
しかも
事前に追加料金の説明は、なかったらしいです…
さすが!日本屈指のキングオブスポーツメーカーさん
って感じですねェ〜
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