今日は人ごみの中、しぶしぶと嵐山の紅葉見物にでかけました。
食事の予約をしてあるというので、断れなかったのです。
嵐山は紅葉の盛りを少し過ぎ、渡月橋から見る山々は少し茶色に。
タクシーにも乗れず、人をかき分け進まなければいけない状態に、
「去年も来たのに・・・」とつい愚痴が口をついてでてしまいました。
「去年と、今年の紅葉はちがうんだ」とさっさと歩きだした連れ合い。
小さないさかいです。
途中の山陰線で、わたしだけが踏切に止められ、電車を待つこと数分。
さっさと一人で歩いていく後ろ姿を見ながら、イライラがつのります。
それでも、すこしだけ待っていてくれた後ろ姿に追いついて、最初に行ったのが「宝筐院」
さすがに嵯峨野の奥の方はまだ楓も燃えるように色づき、陽光に照らされてきれいでしたし、はやくに紅葉した葉は、風にはらはらと舞い散り風情のある景色でした。
おたがいのささくれだった気持ちも少し落ち着いてきたようです。
そこから去年も訪れた「二尊院」「常寂光院」に行き、それぞれの紅葉を楽しみました。
確かに今年の紅葉は5年に一度とか8年に一度とかいわれるような素晴らしい紅葉です。
まだ緑の葉の楓、赤や黄色に燃え盛っている紅葉、時期を過ぎてはらはら散る枯れ葉。
桜とは違って、いろいろな時期の紅葉を楽しめるのがいいところかもしれません。
俳句の季語に「紅葉かつ散る」というのがあるようですね。紅葉がさかりの時、一方では紅葉が散っているということを表す言葉のようです。
一枚の紅葉且つ散る静かさよ 高浜虚子
お昼はまた祇園まで出て食事。今日の店は、今年初めて(いやなのに)2つ星をつけられたという「八寸」という店。なかなかの味でした。
連れ合いは、また水曜日に紅葉見物に行く算段をしていますが、わたしはもうパスです。