目下の楽しみは、今月上旬のMSアクセラの納車です。
広島から目下、船で輸送中とのこと。まあ、10〜15日あたりで納車というところでしょうか?
このクルマ、現在新車で売られているモデルの中では、あることで日本一を誇っています。
「1馬力あたりの価格」が最も安いのです。264馬力で267万円。1馬力あたり約1万円ですが、現在国内で売られているモデルの中では最安値です。かなりのバーゲンプライスですね。
しかし、このクルマ、全くと言っていいほど売れていません。6月に発売されて以来、これまでのところ登録は600台ほど。街中で目にすることがないのも当然です。
まあ自分の乗っているクルマがたくさん走っているのは、あまり嬉しいことではないので、その点は個人的には嬉しかったりします。
しかし、それにしてもなぜ売れないのでしょう? 理由を考えてみましょう。
@エコカー減税の対象外である。
まあ、この影響もあるでしょう。10.15モード燃費は11キロと、性能から考えたらけっして燃費は悪くないのですが、エコカーと呼べるようなものではありません。原油価格も先行き不透明ですし、暫定税率廃止されても、環境税導入なんてことになれば、ガソリンはそれなりの価格になりそうです。そんなご時世、少しでも燃費のいいクルマをみんな求めるのでしょう。
A大きさが中途半端。
今、売れる車はコンパクトカーかミニバンです(プリウスやインサイトは別ですが)。ミドルクラスのセダンやワゴン、ハッチバックは軒並み売れていません。この傾向、個人的にはあんまり好ましいことだと思っていないのですが、まあ仕方ないのかも……。
Bマツダ車である。
マツダというメーカー、自分は結構面白いと思っているのですが、欧州での評価などが高い割に、国内ではあまり評価されません。一度マツダのクルマを買うと、下取り査定が低いので、次もマツダで買わなきゃいけなくなる……通称マツダ地獄と呼ばれるようなことがあるようです。まあ、しかしハードとしてはよく出来た面白いクルマが多いメーカーだと思うんですけどね。クオリティの面では、確かにトヨタには及ばないかもしれませんが、他の国内メーカーとは遜色ないレベルにあると思うのですが。
CATの設定がない。
これが大きいかもしれませんね。国内で販売されるクルマの90%以上はオートマです。ちょっとヨーロッパなんかでは考えられないですね。オートマ限定免許なんていうのもあるぐらいですから、マニュアル車に乗るというのは、よほどのクルマ好きか、商用車のドライバーぐらいでしょう。最近のマニュアルは運転は楽ですけどね。
若者のクルマ離れが叫ばれて久しいです。
若者が欲しがる憧れのクルマがアルファードとか、エルグランドとか……っていうのは、どうなんでしょう?
自分が若い頃は、やはりみんなスポーツカーに憧れたものです。当然、マニュアルボックス。オートマ買うと、馬鹿にされるような風潮すらあったかもしれません。マニュアル車をスムーズに速く走らせられるのが、カッコイイとされていたと思います。まあ、みんなが運転が上手かったわけではないですが、その部分で勝負できない輩はプレリュードみたいなカッコ重視のクーペに乗っていましたね。
何となくコマ回しとか剣玉とか、ガキの頃の遊びの延長みたいな感覚かもしれません。こういった遊びは、まさにマニュアル感覚ですね。微細な身体の動きで、コマや剣玉を操る。その中で磨かれた感性というのは、非常に大きいと思います。
今どきの若者が子供の頃にはもう完全にテレビゲーム時代に入っていますからね。マニュアル感覚なんて、ないでしょう。ちょっとアナログっぽい遊びといっても「ベイブレード」あたりですからね。やったことありませんが、上手いとか下手とか関係ないですよね。いかにいいパーツを金に物を言わせて集めらかの勝負。何でも買ってくれる物分りの良い親の子供がチャンピオンです。何だかなあ……。
ゴルフ
クラブの世界でも460CCの大型ヘッドとか、大型ポケキャビなんかは、まさにオートマ感覚ですね。売れ筋はこういう
クラブです。2ボールをはじめとした深重心パターもそうかもしれません。
もはや、マニュアル感覚なんて終わりなのでしょうか?
実はそんなことはないと思います。
片山プロなんかは、オートマ感覚の一つの完成形だと思いますが、遼くんとか池田勇太くんなんかは、何となくマニュアル感覚でゴルフしているような気がしてなりません。
クラブにおいても「マニュアル感覚の復権」という動きが起きるのではないかと思うんですけどね。