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測定屋さんへの疑問
【2009年11月24日(火)】

先週、2台目のクルマ「マツダスピード・アクセラ」をオーダーして、待ちきれない気分でいます。
で、もうオーダーしたんだから今さらなんですけど、ついついクルマ雑誌なんかを買ってしまいます。で、「driver」っていう雑誌で見つけてしまいました。マツダスピード・アクセラの徹底解剖……というような6ページの記事です。

で、その中の検証記事なんですが、データを並べて、動力性能を確認しましょうというような趣になっています。

データ比較車として、シビックタイプR、スカイラインクーペ370GTの2台を用意。これにマツダスピード・アクセラを加え、さまざまなテストを行っています。

発進加速性能という項目では、0→200m、0→400m、0→800m、0→1000mのタイム比較。
到達速度タイムでは、40km/h、60km/h、80km/h、100きm/h、120km/hへの到達タイムの比較。
その他に追い越し加速テスト、車内騒音、100km/hからのフルブレーキングといった項目について、3車を比較しています。

まあ、これはこれで話のタネとしては面白いんですが、正直、これで実際に車を運転するときの運転感覚の何が分かるかと言えば、正直なところ、意味のあるものを見つけることは不可能です。

たとえばゼロヨン。発進から400mの距離を走るのにスカイラインが14秒52、シビックが14秒95、アクセラが14秒97かかっています。で、この数値見ると、アクセラが一番遅いということになるわけですが、実際にゼロヨン族でもない限り、このタイムに重要な意味はありません。知りたいのはは加速していくときのフィーリングのような数値では表せない部分です。まあ、そのあたりのフィーリングを的確に表現するのは至難の業なので、クルマ雑誌のライターでそれができる人は少ないかな?

騒音については、3台の中ではシビックはもっとも騒音が大きいというデータが示されているのですが、問題は音の種類です。たとえばフェラーリはうるさいクルマだと思いますが、その音が官能的だといって、それをありがたがるエンスーの人もいるわけです。単純に機械で測定して、音の大きさのデータだけ示しても、その音が心地よいものなのかどうか……ということは一切書かれていません。

要するに一般ユーザーが選ぶにあたり本当に欲しい情報というのは、何一つ数値で語ることはできないわけです。

で、これ読んでいて、ちょっと思い出してしまいました。
ゴルフクラブのヘッドのスペック測定したりして、それを売り物にしている雑誌記事も全く同じだなということです。ヘッドをシャフトから外し、単体で重心を測定したりすることには、データのためのデータ以上の意味はないでしょう。

もっと語るべきことがたくさんあるだろう……という気がします。

クラブの性能はヘッドとシャフト、グリップを組み上げたものとして評価すべきでしょう。
ヘッド単体での評価はさほど意味はないし、シャフトも同様です。しかし、完成したクラブとしての評価ということになると、使う人のフィーリングが最も大きなウェイトを占めるので、定量的な評価ができません。これは商売上、あんまりうまくないのでしょう。

「アイアンの重心距離が○○だから、このドライバーの重心距離は××なので、マッチングがよくありません。こっちのドライバーに買い換えましょう」なんて言うと、クラブの事情にうとい人なら「なるほど!」ということで、ついつい乗せられて、新しいクラブをご購入……ということになってしまうのではないでしょうか?

雑誌等で頻繁に記事を書かれているTさん(該当者がお二人?)とか、Mさん(該当者がやはりお二人?)なんかが日本を代表する測定屋さんだと思いますが、この方々のお仕事って、大手メーカーの太鼓持ちみたいなもんだと思います。

巷のゴルフショップや工房には、プチTさんやプチMさんがたくさんいらっしゃいますね。club職人さんの言う「インスタント工房」は、例外なく、この種の測定屋さんですね。

正直、データ計測だけでクラブの性能を云々できるのであれば、器具さえあれば素人でも工房が開けます。

クラブ屋なんて、資格いらないですからね。器具さえあれば、はちさんだって工房やれますよ」って、久津間さんはおっしゃいますが、確かにその通りでしょう。ちょっと研鑽を積めば、まあインスタント工房程度の仕事はできるでしょう。まあ、詐欺まがいの商売はしたくありませんし、儲かりそうもないので、やろうとは思いませんが。

もう少しまともな工房や職人さんに日が当たるようになってほしいものです。



ちょっと本格的に忙しくなってきたので、今後しばらく更新ペースが落ちると思われます。
週に1〜2回程度になると思われますが、引き続きよろしくお願いいたします。

青春のスーパースター
【2009年11月24日(火)】

「ROCK E.YAZAWA」という映画が公開されています。
今年、還暦を迎えた矢沢永吉のドキュメンタリー映画です。見に行きたいのですが、タイミングが合うかどうか……。

ジャンボ尾崎
アントニオ猪木
矢沢永吉

中学、高校、大学、そして社会人になって20代の頃、自分にとってスーパースターと言える存在だったのが、この3人です。

猪木さんは完全にリタイア。いまだにいろんなことやっていますけど、ちょっと道化的な役回りで、何となく寂しい感じ。

ジャンボさんは現役にこだわり、レギュラーツアーに参戦していますが、ちょっともう一花っていうのは難しそうです。身体ボロボロでしょうし。

矢沢さんは現在でもすごいですね。スポーツ選手ではないですから、現役として活躍できる期間が長いのは当然……って考え方もあるでしょうが、60歳になってもステージのボルテージは落ちていません。

実はこの3人、共通点があります。それは大きな借金を作ったこと。
矢沢さんは詐欺にあって、数十億の借金ができたはずですが、しっかり返済しました。すごいですね。
猪木さんとジャンボさんは……?

まあ、それはともかく矢沢さんです。
一昨年、ライブを見に行きましたが、「えっ、もう終わり?」と感じるぐらいの、熱いステージでした。久し振りにタオル投げちゃいました。
実は自分は若い頃の「永ちゃん」よりも、最近の矢沢さんの方が好きですね。昔は言いたいこといって、ほんとにギラギラしている感じでしたが、今はステージ以外ではちょっと肩の力が抜けた「余裕」を感じさせてくれます。ホント、かっこいいな……と思います。

還暦ツアーも行きたかったんですが、仕事のスケジュールが合わず断念。
せめて映画でも……って思っています。
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