Ben Hogan by Bettinardi BHB-9"BABY BEN″
2005年10月18日(火)
103th US OPENはベティナルディにとって生涯忘れられない大会であったと思われます。なぜならWinner、ジムフューリュックの手にしていたのは、彼が作ったこのBABY BEN(BABY BEE)であり、かつ彼にとってメジャーを初めて制したのがこのBABY BEN(BABY BEE)であったからです。(2003年のこの大会が初メジャーというのは、ベティのきら星の如くある作品群からすれば遅すぎる感もあります。)オールアルミCNC削り出しのボディから放たれるボールは、やや固めの打感ですが素直で回転のよいボールを打つことが出来ます。砂時計をイメージさせるデザインはT字型のサイトラインと相まって、スクエアなアドレスを容易にしてくれます。ウエストラインは無数の、しかしながら計算されつくしたホールと溝があり、軽量化と重心深度をコントロールしています。ヒップラインは上方に向かって跳ね上げられており、見た目のコンパクト感を出し、かつより重心を下げようという、意匠的な工夫が見られます。実戦では、ややグースが効いたダブルベントシャフトと、深い重心深度からして、右に押し出すミスの多い方にマッチすると思います。またクルーズゴルフから日本モデルBBシリーズも発売されています。こちらはショートネックがついていますので、ライ角の調整も容易です。メカニカルなイメージが強い大型マレットですが、美しい曲線美が取り込まれ、デザイン的にアナログ感も充分に演出された、とても優しいイメージの湧くベティナルディの秀作だと思います。



