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アミーゴの助言

クラブは土台
【2009年11月12日(木)】

あれから結構考えているんです。なかなか考えがまとまらないけど・・・。
そんなおり、はちさんの記事にて、わたしの考えをまとめるヒントをいただいたので、それなりにまとめてみようかと。

久津間さんがおっしゃられていた言葉の中で、「クラブに規格が無い」 という言葉があったんですね。
この規格と言うのはJIS規格とかの工業規格の事で、ロフトだライ角だと言ったところで、規格がハッキリ決められて無いんだから、何を基準に正確だと言えるのかという事になるのかと思います。

真直ぐ向いてるという言葉は存在しますが、ゴルファーの感覚を基準に真直ぐと言うのか?、それともクラブを基準に真直ぐと言うのか?
感覚は狂いやすいと言われてもいますし、かと言ってクラブに規格が定まっていない以上、クラブを基準に真直ぐとも言えない。
単純な物理の問題でしかないクラブとボールの関係の中で、規格無きクラブを元に語る事ができるのか? という事を、久津間さんはおっしゃりたいのだと思いました。
これは私の受け止め方なので、間違ってるかもしれませんけど・・・。

私が久津間さんの話を聞いて面白く思ったのは、ミスが正しくミスとして出るクラブという点。逆から見れば正解が正解として出るクラブという事です。
スイングがバラバラ、クラブもバラバラという状態の中で、何が1番簡単に調整しやすいのかと言えば、それはクラブだと思う。
「真直ぐ向けたら真直ぐ飛ぶんだよ」 と調整する事が全ての原点であって、スイングに合わせた調整というのは違うような気がする。
人間を元にクラブを調整する事は、ゴール無きマラソンと言うより、スタート無きマラソンに近い物があるのではなかろうか?

とは言うものの、実際に久津間さんの調整したクラブを使ってないのだから想像の世界でしかない。
もしかしたら、物凄くピーキーな道具になる恐れも抱いているけど、とりあえず調整に出してみたいと思う。
そんな訳で、最近ゴルフから遠ざかっていたりする。

とっても熱い人 その2
【2009年10月30日(金)】

前回の記事では、久津間さんの何処が熱いのかが不明だった。
極力今回は熱い部分に触れたいのだが、多分グダグダになるだろう。

hidedonさんのクラブの調整が終わると、そこからは久津間ワールドだった。
しかし一方通行の独演会ではなく、私の素人丸出しの質問に対しても、嫌な顔をせず懇切丁寧に答えてくれるのですが、これが想像以上に内容が濃くて、しかも親切に教えてくださる。
この状況を説明するとしたら、「話が話を産む状態」 という言葉が当らずとも遠からずだろう。

久津間さんの熱さを生み出す要因は、「とにかくクラブが好き」 という事になるのではと思う。
クラブが好きだから、私のような素人の質問に対しても熱く話が出来るし、とにかくクラブというものを解ってもらいたいから、ドンドン話も続いていく。
多分これはプロだろうが素人だろうが、話す内容のレベルの高さは別としても、同じ熱さで語られるのだろう。



私はゴルフを始めた頃、「虎の穴」 というサイトが好きだったので、まだ久津間さんの話される内容に対して前知識があった。
これは今回話を聞く上での予習となったのだが、百聞は一見にしかずである。その内容はシンプルだが非常に濃い。

私が個人的に持っていた疑問として、「クラブの真っ直ぐ」 というのがある。
雑誌等で、ウェッジは普通に構えるとフェイスが左を向いていると書かれているのだが、こんな事を言われると、何を基準に真っ直ぐを見つければ良いのか判らなくなる。
以前土田さんの記事にて教えていただいたのだが、自分のクラブを前にすると丸っきり自信が持てないので、これを機会と聞いてみた。

その答えを私なりの言葉で要約すると、「ほとんどのクラブは真直ぐ向いてない」 という事になるだろう。
これはシャフトの入り方や、そもそものヘッド自体の形状が真直ぐではなく、左を向くように組まれたクラブや右を向くように組まれたクラブが存在しているという事らしい。
ポンとクラブを置いた時に左右のどちらかに向いてしまうのが、ヘッドの形状や、そのクラブの組まれ方という事なのだろう。

クラブは1本ではないから、全てのクラブがバラバラに向いていると、打ってる人は鈍感になってくる。
フェイスの向きなりに球が飛んでいっても、これは自分のスイングが悪いと思ってしまう事になるし、逆に着弾地点は正しくても、それはマイナスにマイナスを掛けた状態という事にもなる。



この他にも話は色々あったのだが、正直頭がパンパンになったので、今すぐには思い出せない。
でも話を伺ってて思ったのは、巷で言われる 「クラブはゴルフの××割を占める」 と言った表現は間違いなのでは? という事。
正しく組まれたクラブでも、逆にバラバラに組まれたクラブであっても、それを 「ゴルフの中で何割」 と表現する事は出来ない。

これを家に例えると、どのようなクラブであっても土台という事であって、正しく組まれたクラブはシッカリした土台、バラバラに組まれたクラブは貧弱な土台という事になるだろう。
どのような土台であっても、その上に家を建てることは可能であって、ただ気がついたら家が傾いていたり、何かあった時に大きな被害が出るという事だろうと思う。
「土台は家の何割」 という表現をされる事は無いが、土台の重要性を無視することは出来ず、結局は土台の良し悪しがミスを判断する材料になるという事なのだろう。

とっても熱い人
【2009年10月28日(水)】

ラウンドの後、願ってもない所に連れて行ってもらえました。
雑誌でしか見たことの無い、とっても有名な方の所へです。

場所は武州・川越。一見マニアな喫茶店か、植木屋さんに見える建物・・・。
そうです。久津間さんの工房にです。

到着した時、久津間さんは出かけておられたのですが、ガラスの向こうに広がる光景は、クラブ好きの人にとっては桃源郷。
新品のパーシモンのクラブが棚の上に並び、ウッド用と思われる長いスチールシャフトが見える。茄子さんに聞いたところ 「古いシャフトだね」 とその理由を教えてもらいフムフム。
ALL久津間モデルのクラブだけかと思いきや、キャロウェイのウェッジやタイトリストのウッドなども見えて、気体に胸が膨らみます。
そうこうするうちに、久津間さんが戻られました。

人というのは勝手な物で、写真から想像する久津間さんというのは、いわゆる職人にありがちな偏屈な人なのだろうと思っていましたが、「お待たせしました」 という声や物腰は非常に柔らかな方でした。

コーヒーを出して戴き、とりあえず全員が着席したところで、本日メインのhidedonさんの用件。持参されたヘッドの組立て依頼ですが、これがいきなり組立てが始まってビックリ。
これまた勝手な思い込みだったのですが、その場で組み立てずに後日送るのだろうと思っていたので、思わず 「今からですか?」 と、はちさんに聞いてしまいました。

作業を擬音で表現すると、「サッサ、チュイーン、シャシャシャシャ」 といった感じ。
こんな事を言うと怒られそうですが、とにかく早いです。寿司職人みたいでした。

グリップを除いた作業が終わり、hidedonさんに確認。
「どうですか?」 と言うhidedonさんの質問に、「前には飛びますよ」 という怖い返答。
そこから久津間さんの本領である調整が始まったのですが、怒られそうなので遠巻きに見学。
まあ、ずっと遠巻きでしたけど (笑)

それも終了してグリップを入れたのですが、下巻きの早いこと早いこと。
「クルクルクル、ピッ、クルクルクル、ピッ」 とにかくアッという間。クラブのほうが目が回りそうな勢いです。

2本組み立てられたのですが、正確な時間は測ってなかったですけど、20分ぐらいだったんじゃないかなあ?
もしかしたら、もっと早かったかもしれない。嵐のような速さで作業は終了しました。
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