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ポトスライムの舟

2009年03月09日(月)
 同じ解説者でも、古田と栗山は全然違うなあ〜。栗山もある意味、イチローとは兄弟なんだけど・・・
 というわけで今日はWBCの日本対韓国の試合があるのをすっかり忘れていました。スポーツジムに入ってそれに気付き、サウナ風呂でずっとテレビ中継を見ていました。
 さて、本日は一日金沢で仕事をしていました。これという話題もないので、第140回芥川賞受賞作品、津村紀久子さんの「ポトスライムの舟」を紹介したいと思います。
 私は今月号の「文藝春秋」でこの作品を読みました。

 
 9人の選考委員(池澤夏樹、石原慎太郎、小川洋子、川上弘美、黒井千次、高樹のぶ子、宮本輝、村上龍、山田詠美)で東京 築地の「新喜楽」で1月15日午後5時から選考会が開催され、2時間に及ぶ議論の結果、「ポトスライムの舟」が受賞作に決定しました。この他にも候補作として、

 ・鹿島田真希   「女の庭」
 ・墨谷渉      「潰玉」
 ・田中慎弥  「神様のいない日本シリーズ」
 ・山崎ナオコーラ  「手」
 ・吉原清隆     「不正な処理」

 以上の5作品が上がりましたが、最終的には津村紀久子さんの作品に決まりました。



 まず最初に「ポトスライム」とは鮮やかな緑色の観葉植物のことですが、単にポトスともいいます。ちなみにポトスはサツマイモの仲間です。
 主人公は長瀬由紀子という女性ですが、最初の一行でしかフルネームで書かれておらず、その後は 「ナガセ」とカタカナで苗字で表現されている点は作者の明らかな意図を感じさせます。
 「ナガセ」はある工場(おそらく化粧品メーカー)の契約社員で、会社で見た世界一周のクルージング旅行のポスターに心惹かれ、倹約に取り組もうと決意します。ところが、その倹約の過程で、彼女を取り巻く中でいろんな出来事が起こります。登場人物の軽妙な言葉遣いや、感情の描写が非常に見事な作品だと思いました。
Posted by 僕のゴルフは2打目から at 21:45
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