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TT694 創業者オーナーの教え【117】 富嶽CC建設裏話(24)
【2011年02月07日(月)】


 創業者オーナーの教え【117】 富嶽CC建設裏話(24)

飛ばし屋に対応しないと・・・

近い将来距離の短いホールは面白くなくなる・・・・
食生活が豊かになり平均して身長の伸びと強靭な体力、飛ぶゴルフボールの開発競争と製造技術の進歩、飛ぶドライバーや飛ぶアイアンの素材開発と技術開発によってドライバーの次の選択はピッチングと言う事になりかねない。

そうすると距離の短いゴルフ場は面白さに欠け、ゴルファーから敬遠されるゴルフコースになることが予想される。用地を買い増して改造工事ができる余地が有れば良いが、ゴルフ場周囲が開発されていて先ず不可能な状況になっているだろう。

いずれにしても、距離を長く取ってバックティを造成しておく必要がある。それでも距離が不足する事態になった時の事を考えて、どのホールを延ばすか考えて置く必要があると距離に関して先ず現段階で日本一の距離を確保することを目指して設計しました。

コース完成時の距離は7504ヤードで日本一の距離を確保しておりました。それとティグランドは基本的にフルバック、バック、レギュラー、シニア、レディースの5箇所を作りました。

若者の飛距離を確保すると同時に、シニアとレディースティは優しさとサービス精神がなければならないと、思い切って前方に配置しました。フルバックから200ヤード飛ばしてもレディースまで届かないホールもあります。
富嶽CC建設統括責任者(当時) 瀧澤 十三三



TT693 創業者オーナーの教え【116】 富嶽CC建設裏話(23)
【2011年01月31日(月)】


 創業者オーナーの教え【116】 富嶽CC建設裏話(23)

   会長は植栽が大好き!

植栽により、ホールの雰囲気が変わりソフト化する。緑は自然を表現し人間の心を癒す。植栽工事がゴルフ場を引き立てる事は間違いない。然し、荒造成の段階では植栽はできない。荒造成が完成した段階から植栽工事に掛かれる。

特に注文していた大木がトレーラーで運びこまれると忙しい。

一度植えたらそう簡単に植え替えができない大木の場合は、植える場所の選定が最も重要になって来ます。借景との関係もありますが、もう少しホールの右側が良かった・・・と植えた後で気付いても我慢しなければならないことになります。

そうならない様に運びこまれた樹木を見ながら何度も何度も場所決めをします。それこそあらゆる方向から見て決定するのです。グリーンの近くに植える場合は戦略的且つ美感上、更に落ち葉等樹木による影響、また日陰ができて、グリーンに影響を与えないか考える。

富嶽で、会長が場所を決めない樹木は皆無に近い。ほとんどは会長の意思でそこに植えられているのです。どうしても2〜3日現場を離れなければならないとき、私が植栽を任されたときがたまにありますが、自分自身が担当して見てその場所を決めることが大変でした。

何故其処の場所なのか? 樹木の顔がちゃんとお客様に向いているのか? 樹木の間隔は将来生長した特にも問題ないのか? 植栽の型が守られているか? 会長が戻ったときに決めた理由を説明しその点検を受けます。

日頃会長の側にいて、指示がなくても会長が何を考えておられるか判断して、作業の進行に合わせて段取りをしていましたから、大体のことは判ります。時にはその場で判断を求められることもたびたびありました。

あの樹木の顔はどちらで、後ろがどちらか、植栽の樹木が無理なく素直に立っているか、幹と樹木全体の芯が通っているか?テストを受けておりました。3箇所のゴルフ場で何万本の植栽の中で質問され、免許皆伝に近いところまでは認められていました。

その経験が英国でも、米国でも生かすことができたと思います。特に英国では大型台風で倒れた樹木を起して根付かせたことは、英国の地元紙取上げられたことがあります。英国では倒れた大木は用材にするか切って捨てるのが習わしでありそれが当たり前でした。
富嶽CC建設統括責任者(当時) 瀧澤 十三三





TT692 創業者オーナーの教え【115】 富嶽CC建設裏話(22)
【2011年01月24日(月)】


 創業者オーナーの教え【115】 富嶽CC建設裏話(22) 
 
 何故炎天下に立ちつくすのか? 
 厳寒の寒さの中に立ちつくすのか?


70歳に近くなって、夏の炎天下の中に、冬の早朝の厳寒の中に、作業する訳でもないのに何故立ちつくすのか?他にやることがないからか? 本来会長室で空調の効いた部屋の中で仕事?ができる身分であるのに、何故だろうか?

自分自身に鞭打って努力しなければならない状況ではないのに、わざわざ厳しい環境に身を晒しているのは何故でしょうか?いつもそのことが不思議でした。何百億の資産が有る身分なのに旅行することもない。

楽しみは何か? 

ゴルフ場建設は目に見えて地形が変化して行く。特に富嶽CC建設の地は昭和40年の初めでなければ開発地域から外される傾斜率のきつい地域でその変化は見ていて楽しいくらい劇的に変化するのですが・・・

それが、完成したときのイメージを想像して楽しんでいるのか? 創造することの楽しみがそうさせるのか?その熱心な姿勢にこそ学ばなければならないものを感じ取りました。それだけの情熱を傾け、努力してこそ造り上げられるものでしょう。

本社にいて現場の問題点も理解しないで、正当な理論ばかり言うのではないこと、現場にこそ本当に答えがあることを知っているから、必ず現場に立って見ているのでしょうが、その迫力に真の経営姿勢を感じました。オーナー経営者の本気な姿勢の所以でしょう
富嶽CC建設統括責任者(当時) 瀧澤 十三三



TT691 創業者オーナーの教え【114】 富嶽CC建設裏話(21)
【2011年01月17日(月)】


 創業者オーナーの教え【114】 富嶽CC建設裏話(21)
     
     前代未聞の、自社工事でゴルフ場を建設(2



会長は先に建設した2つのゴルフ場で苦い経験があって、自分の納得するゴルフ場を建設したいと考えたからで、それは私も一緒でした。良いゴルフ場とはゴルファーが魅力を感じて下さるゴルフ場を建設してこそ評価下さることです。

県の指導を全面的に聞いてもゴルファーは評価をしてくれません。ダムが如何に立派であり、地下排水溝が大きく立派であってもゴルファーには全く関係ないのです。だが県指導の様に工事期間中に災害を発生させることがあってはならないのは当然のことです。

ゴルフ場建設の目的は何か、素晴らしい造形美と戦略性と印象に残るホールのレイアウトとその配置、グリーンの面白さ等ゴルファーから評価頂いて又来ようと思っていただけるゴルフ場でなければ営業上戦えないのです。

中途半端なゴルフ場を建設するくらいならば、最初から建設しない方が良いのです。建設するからには良いコースつくりに本気で取り組まなければなりません。だから納得行くゴルフ場を造成するには社内工事でなければどうしても良いゴルフ場にならないのです。

ゼネコンの建設目的は、その工事を受注して利益を上げることです。ゼネコンも潤沢な予算を与え充分な利益を保証するならば、当然良いゴルフ場を建設してくれるでしょうが、一定の交渉で発注額が決められますから、実行予算があります。

どうしても全ホールオーナーの思い通りには成らないのです。特に最終の仕上げ工事は10cmのマウンドを削ったり、盛ったりしなければ成らない。これは土木工事の中で、見積もりにはないのです。押したり引いたりして時間を掛けてゴルファーが望む造形美を造らなければならないのです。

ゴルファーが感じる最も大事な作業の部分が、土木工事の見積もり項目には無いのです。詰り発注者が望んでいる造形美を創り出す作業は、建設会社からするとサービスしている部分なのです。

つくれる技術が無いわけではないのですが、ノウハウと称される項目の見積もりができないことによります。どこまで行っても平行線でゴルファーの評価が得られるゴルフ場を作りたい施主側と利益をできるだけ多くしたい受注側の思いの違いがあるのです。
富嶽CC建設統括責任者(当時) 瀧澤 十三三



TT690 どんな感性があるのか?
【2011年01月11日(火)】

 どんな感性があるのか?

  ゴルフ場集客ヒント204 

一言で感性と言っても、いろいろの感性があります。理知的な感性、心配りの感性、気付きの感性、思いやりの感性。人はそれぞれの、感性を持っております。どの感性にも共通しているのは、「感じる力」と言う部分です。

何事にも鈍感で有ってはいけないと言うことです。

ホスピタリティの重要性を学びます。根気良く繰り返し、ホスピタリティの重要性を、教育して行きます。トレーナーが細かく指導して実際のサービスが向上させます。最終段階にたどり着くには、小さな努力の積み重ねが必要です。 

地道に努力を続ければ、間違いなく従業員のホスピタリティは上がり、サービスは徐々に向上して行きます。ベテランは五感すべてを使って、お客様が何を望んでいるのか察知します。

困っていそうな目つき、顔つき、行動というのは、確かに目から入ってくる情報ですが、
それを感じ取る力は心に根付いているものです。

五感すべてを使っているといっていいでしょう。視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、第六感
も働かせ、お客様の異変を察知しているのです。
聞き出すプランナー 瀧澤 十三三 



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