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意趣返し
[2010年08月04日(水)]

 暑いですねぇ。
 このクソ暑い時期に、「夏休みぃ、夏休みぃ!」と、嫌がらせとしか思えないコメントが届きました。

 「私たちは優雅な夏休みだけど、シバトビ君、あんたの夏休みは?」という内容です。

 ええ、ええ、無いですよ。夏休みなんて、学生の時以来、無縁ですわね。まったく休み無し。炎天下、40度近い空気の中、毎日仕事してます。
 土、日ともなると、夜中3時に起きて、5時前からグリーン刈り。終われば、アプローチやらティーグランドやら、ひたすら刈り込み作業が続きます。

 途中、目が回ったりしますが、頭から水をかぶって仕事します。

 美味いものも食いませんし、美味しい酒も飲みませんし、ましてや旅行なんて夢のまた夢。


 だってさぁ、シバトビが休んでごらんよ。芝はどーなるのよ?
 一週間やすみだぁ、9日やすみだぁ!
 あのねぇ、そんなことしたらベントは死ぬよ。毎日、毎日、炎熱地獄の中、100人を越えるゴルファーに踏みつけにされ、青息吐息で生きてるわけよ。

 だからね、毎日、毎日、水撒いて、冷やしてやんないと死んじゃうのよ。あなたの庭の草花だって、一日水遣りを怠れば、すぐに萎れちゃうでしょ。


 それと日本芝。こいつは暑いのが大好きだからさぁ、毎日、毎日、グングン伸びるのよ。一週間も刈らないでいてごらん、とんでもないことになりまっせぇ。

 そーねぇ、例えば、アナタ、1ラウンドで2回ロストが増えるだろーし、1回は空振りするだろーし、ラフからサンドで出すだけが3回は多くなると思いますよ。それでいいの?困るでしょ。

 だから、FWもラフも、毎日刈るのよ。毎日刈るためには、夏休みなんか取れないわけよ。


 最近も大阪の方で、育児放棄のママさんが子供を……という悲惨な事件があったけど、コース管理が夏に休むってのは、まさにこの「育児放棄」と同じ。
 ベント芝は毎日泣いてます。泣き声が聞こえるんですね。

 「熱いよー、痛いよー、ママー、助けてー!」そう叫んでます。

 子育てのママさんに、休みなんかないですよねぇ、リコちゃん。


 一方で日本芝、コイツラはふてぶてしい奴等でね。毎日、毎日、せせら笑ってコース管理を馬鹿にするんですね。

 「ほーれ、どしたぁ、シバトビ、もっとちゃっちゃと刈らねーと、間に合わねーぞ。」そう言って、笑ってるんです。

 毎日、「コン畜生!」と思って、目を血走らせて刈り込みに走るんですが、いまだかって勝ったためしがありません。連戦連敗。絶対に勝てません。

 ベントには「泣かれ」、日本芝には「笑われ」、コース管理は働くのです。

 だーからね、今度コースに行ったら、耳を澄まして、芝の声を聞いてください。ヤケドしてるグリーンがあったら、優しい言葉で慰めてやってください。伸びすぎてるラフがあったら、「アンタは強いねぇ」と誉めてやってください。

 そーすると、アーラ不思議、スコアーが5つは縮まりますぜ。ええ、嘘じゃありません。本当ですって。ゴルフってのは、そーゆうゲームなんですって。
Posted by シバトビ at 17:04 | この記事の詳細
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納涼 女子三題
[2010年06月10日(木)]

 いつの間にか、暑くなってますねぇ。田植えも始まってます。

 今朝、3番ティーを刈ってますと、カップル登場です。レディース・ティに降り立った女子を見ますと、真っ赤なミニスカート。短いです。どれくらい短いかとゆーと、「あと2センチ短ければ腹巻」という短さです。
 えー、えー美人でしたよ。栗毛のロングで、まさに「お嬢様」そのもの。

 で、打ったんですね。ドライバー。これがね、チーピン。左の崖下ですわ。シバトビ、5メートル後方で見てたんですよ。
 
 したらね、このお嬢様、叫んだんですわ。大声です。

 「テメェ、ザケンナヨ!!なんでだよー!!」

 えっ、お嬢様、お気を確かに。淑女がそんなお下品な言葉を発しては、ねぇ。


 昼飯の時間になったので、ふーらふーらと帰ってますと。いつもの2番ホールです。ティーショットを打ち終えたカップルが、カートでこちらにやってきます。前に男、後部座席に女子です。すれ違うので、シバトビ、機械を止めて待ってます。

 来ましたよ。
 後ろの女子、前の男子に抱きついたまま。顔を男子の側頭部に埋めたまま、離れません。男子はシバトビに気付き、気まずい顔を見せます。が、しかーし、女子は一瞥もくれず。

 抱きついたまま。

 女子よ、君は「おんぶお化け」かい?それとも「抱きつきスリ」なのかい?

 シバトビ、顔は見えませんでしたが、たぶん、口は耳まで裂けてるとふみました。



 午後の2時半、10番ティーからカップルが来ました。アフターヌーンの目印がついてます。二人とも40代半ば。たぶん夫婦ですね。
 ご主人は小走りでセカンド地点に行くと、さっさとセカンドを打ちます。

 奥様はというと、レディースティーから動きません。ティーショットは終わったのですが、カートに乗ったまま。動きません。

 で、ここで叫び声です。

 「早く動かしてよー!」 奥様です。旦那がリモコン持ってるんでしょーね。
 「そこで動かせるだろ!」 旦那です。カートにもボタンがついてますからね。
 「いつもアナタがリモコンで動かしてるでしょ!」

 こんな会話を、100メートルも離れてやってます。

 さあさあ、奥様がセカンド地点まで来ましたよ。カートから降りて、クラブを取りながら、つぶやいたんですね。

 「まったく気分が悪い。早く死ねばいいのに。」

 コース管理なんて眼中にないんですかねぇ。すぐ傍にシバトビがいるのにねぇ。


 あー、怖い、怖い。

 パワーさん、ねっ、女子を凝視し続けますと、病気になるんですよ。お元気で。
 
Posted by シバトビ at 17:59 | この記事の詳細
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雪上で遊ぶ犬供、もしくは筋肉痛の嘆き
[2010年02月05日(金)]

 雪が降りましたねぇ。一日から二日未明にかけて。

 くぼっちゃんから、「クローズでしょ?」という問い合わせがありましたが、もちろんオープンです。クローズなんてありえません。ウチの会社の辞書にはそんな言葉はありません。

 二日朝から必死の除雪作業です。トラクターで斜滑降しながら雪かきしてますと、来ましたよバカ支配人。

 「何時までにオープンできる?」
 「今日は無理ですね。諦めてください。」
 「じゃあ、10時でいいかな?」
 「あーのねぇ、ヒトの話聞いてる?お客も来ないでしょーが。」
 「いや、もう来てるんだ。ハーフだけでいいから。頼みます。」

 簡単ですなぁ。「頼みます」で済んじゃうんだもん。

 


 久しぶりに記事を書き出しますと、いろいろと書きたいことが湧き出てきます。

 実は、2月1日(月)は例の「従業員ゴルフ大会」地区予選でした。今年も行ってきたんですよー。

 支配人、  「今年になってから、80は打ってないから。」
 営業のH君、「先月も関東月例に行ってきましたよ。いやー、ハンデ3を維持するのは大変           です。」
 シバトビ、 「相変わらず、皆さんお上手ですねぇ。今年もお願いしますね。」

  結果、支配人93、自慢のクラ・チャン君92.。

 えーえー、呆れましたよ。まあ、馬鹿なのは端から分かってましたがね。これほど身の程知らずってのは、ねぇ、どーなんでしょ。去年も、確か、80回は打ってたよなぁ。

 終わったら、言い訳タラタラ。そんな泣き言、聞きたくねーんだよ。みーんな条件は同じ。オメーラだけ特別の難条件を与えられたわけじゃねーだろが。

 ゴルフは正直、ウソをつきません。93回は93回、92回は92回です。絶対に70台ではありません。

 しかーし、負けず嫌いのシバトビ、頑張りまして、なんとか本大会出場とあいなりました。ギリギリの3位通過です。(優勝チームと40打も離れてるけど、内緒です。)こんな入院明けのオジサンにおんぶに抱っこじゃ、先は知れてますなぁ。

 ゴメンなさい。話を戻します。
 雪の話でした。
 午前中、必死に駆け回り、結局、イン・コースだけオープンしました。お客は4組。インを2回回っていただきました。

 んで、昼飯を食べて、さーて、もう一仕事と出かけると、まーたバカ支配人登場です。

 「あのさぁ、明日、コース定例会をウチで開催することにしたから。」

 シバトビ、しばし口をあんぐり。

 「なんとかなるよね。」

 シバトビ、コブシを固めましたよ。

 「いやぁ、開催予定の○○クラブが泣きついてきたからさぁ。社長もやる気だし。」

 結局、それかい。社長にイイとこ見せたいわけね。オメーは社長の犬かー!そんなに尻尾ばっか振ってると、いつか千切れるからな。

 三日、開催当日。いくつかのコースの支配人、キーパーが視察に来ました。イン・アウトと18ホール回るそうです。
 でーもね、アウトなんて、まだ真っ白。ゴルフ場の雪はなかなかとけないんです。一歩外へ出ますと、雪の影も形もないんですがねぇ。

 1番融けるのが遅い5、6、7番に薄く鶏糞を撒いてますと、携帯が鳴りました。

 「今、14番なんだけど、ここから見ると、4番が真っ白だけど、なんとかして。」
 「なんとかして、つったって、無理なものは無理。」
 「そこをなんとか、頼むよ。」
 「もう、みんなバテバテ、やる気もなくなってきてるし。」
 「とにかく、頼んます。」

 このえー格好しぃがぁ。てめぇの格好ツケのために、課員全員がハァハァしてんだよ。分かんねぇのかい?

 ええ、やりましたよ。やってやりました。シバトビ、鶏糞、め一杯詰め込んで、真っ黒になるまでばら撒いてやりましたよ。

 犬供が糞まみれでゴルフしてる姿、想像してください。笑えるでしょ。


 で、まあその後、いろいやり取りがありまして、シバトビ、啖呵をきりましたよ。

 んでね、4日、コース管理課は全員で午前中プレー、レストランの昼食付き(アルコールは無し)という支配人のお言葉を頂戴しました。

 管理課のみなさん、喜んでました。
 「レストランの飯は1番高い物を注文してくださいね。」
 みなさん、久しぶりの笑顔でしたね。

 たーだね、午後は作業。凍ってしまった雪山の片付けです。

 んなわけで、本日全身筋肉痛だぁ。
Posted by シバトビ at 16:54 | この記事の詳細
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台風ゴルフ
[2009年10月08日(木)]

 台風ですねぇ。夜中から暴風が吹き荒れてました。

 でーもね、どっかの企業みたいに休業なんてことはありえません。全員出勤、這ってでも出社です。

 出勤途中、蛇腹型の門扉が風で流されて、道路に飛び出してました。あぶねぇー。危うく衝突するとこでした。



 会社に着くと、早速キーパーから電話。
 「しばらく、待機させてください。」
 「お客は?」
 「まだ分かんないけど、まぁ、来るでしょ。」

 15分ほどテレビで台風情報見てたら、また電話。

 「お客が来たんで、出動してください。」
 「へーい。」
 ねぇ、なんで来るんでしょ。よりによってこんな天気の日に。新しく入った課員たちは、何がなんだか分からない顔してます。

 「えー、例によって、木が何本か倒れてます。10番、12番、17番だそうです。これから全員  で片付けます。」

 チェーン・ソーを2台持って10番に行きます。
 ありゃりゃー、でっかい楢の木がカート道の上に倒れてます。

 折れたわけではありません。根こそぎやられてます。立ってるときは、さほど太いよーには見えなかったんですがねぇ。葉をつけて倒れますと、やっぱデカイわねぇ。
 こいつを二人がかりで切り刻みます。刻んだら、軽トラに積み込んでお方付け。わけなく終わりそうですが、とーころがどっこい。これが時間かかるのよ。

 「ほーれほれ、急がねーと、お客が来ちまうぜ。」
 「樵が終わったら、アウト、インに分かれて、コースの掃除ね。」

 一日こんな作業です。えっ、お客ですかぁ?えぇ、7組来ましたよ。

 マスター室のオバチャンも受付のオネーチャンもレストランのオバチャンも言ってましたよ。

 「ねぇ、なんでこんな日に来るのさ。バッカじゃねん。」
 「だーれも来なければ、さっさと帰れるのにさ。バッカじゃねん。」
 「会社も会社だよ。こんなんで採算合うんかい。バッカじゃねん。」

 えーえー、みなさん、ごもっともです。女性は常に合理的です。正しい判断しかしません。

 でーもね、ヤツラ……あっと失礼、お客様でした……にしてみれば、まぁ一つの「伝説作り」のチャンスなのよ。
 曰く、「あの日、あの台風のど真ん中でゴルフしたのよ。」
 曰く、「ボールなんてまるでピンポン球よ。曲がる曲がるぅ。」
 曰く、「あんな気違いゴルフ、もう二度とできねぇわな。」


 シバトビのお友達の中にも「台風ゴルフ」楽しんだバカが、一人おりました。関係ゴルフ場のみなさん、謹んでお詫び申し上げます。早く帰って、猫と遊びたかったよねぇ。
Posted by シバトビ at 17:40 | この記事の詳細
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近頃巷に流行るもの、サクラ、ミニ・スカ、派遣切り
[2009年04月10日(金)]

 更新作業が終わって、肥料を入れたグリーン。綺麗ですね。うっとりする色合いです。

 1番グリーンに行きますと、この時期、サクラの花びらが一面に広がってます。
 これがですねぇ、綺麗なんですわ。見惚れてしまいます。和服の裾模様のように、目の前に広がってます。

 グリーン刈り、躊躇しますよねぇ。どーしよ、刈りますかぁ?そのまま、そっとしときますか?

 シバトビ、しばし見とれます。グリーン周りをとことこと歩き、自然のなせる造形に感動します。グリーン奥に桜の木が1本。風に吹かれて、そよそよと花びらが舞い、グリーン上に着地。ただそれだけなんですが、美しいのです。

 深くため息をついて、そう、刈りました。一瞬の季節、季節の一瞬ですね。



 グリーン刈りの後は、新入り2人を引き連れて、ラフの肥料撒き。

 新人K 「こんなに女性が多いとは思いませんでした。」
 新人S 「しかも、みんなミニ・スカじゃん。」

 二人とも、二月末に入りました。去年末、いわゆる派遣切りにあった人たちです。自動車メーカーに勤めてましたが、追い出されました。

 トビ 「そーねぇ、ミニ・スカ、多いねぇ。」

 本当は、みなさん、アンダーパンツを穿いてるのは知ってます。でーもね、彼らに、真実は教えません。夢が壊れますもんね。

 新人K 「みんな、こんなところで遊んでるんですね。知りませんでした。」
 新人S 「女性に縁がねぇもんなぁ。」

 一人は北海道、一人は東北出身です。Kは42歳、Sは40歳。もちろん独身です。

 シバトビ、最初のうち、大変気の毒に思い、なるべく優しく接して、平和な職場に馴染んでもらおうと気を遣ってやりました。

 しかし、こいつらバカでした。同情の余地なんてこれっぽちもありません。
 入社して間もなく、Kのバイクが盗まれました。100万もする逆輸入車なんだそーです。ローンもまだ3回残ってるそーです。
 彼、2、3日落ち込んでましたが、その後、ケロッとして、
  
  「また、同じバイク買うことにしました。」 だと。

 こいつ、42歳です。もう42ですよ。仕事も危ういのに、どーして大型バイクなのよ。あっ、そうそう立派な車、持ってるんですよ、もちろん。通勤はその立派な車。休日の遊び相手がバイクなんですね。

 「おまえなぁ、人生、半分終わったんだぞ。もうちょっと考えた方がいいんじゃね?」
 「そーなんですよねぇ、でも、気持ちは20代だから。」

 世の40代のお父さんが聞いたら、きっと呆れると思いますよ。夢中で働いて、必死で子育てして、それでもってお金が足らないと嘆いてるのに、こいつらときたら、大型バイクなんだとさ。派遣切りなんて辛い目にあっても、たぶんどーってことないのね。堪えてませんもの。

 というわけで、今後、きつく指導してやることにしました。人生の厳しさを教えてやります。このまま生きますと、孤独死一直線ですから。
Posted by シバトビ at 17:16 | この記事の詳細
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