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ある国の事件
[2010年02月09日(火)]

 

 昨日はメールだの電話だの連絡が多い日だった。こういう日は仕事がはかどりませんね・・。

 ところで、そんなメールの中にアメリカの障害者ゴルファーの友人からの一通があった。

 それはある国で起きた障害者ゴルフ団体のトラブルを知らせる内容であった。

 その国には3つの地域に3つの障害者ゴルフ団体がある。相互の交流は盛んで、この3つの団体がこの国の障害者ゴルフ普及の実績を築いてきた。

 ところが最近になって「○○国障害者ゴルフ協会」という名称だけはいかにももっともらしい団体が出現。3つの障害者団体のメンバーや、それらと交流のある海外の障害者ゴルファーや団体に「うちこそがこの国を代表する障害者ゴルフ団体です。会員登録をしませんか」というような内容のDMメールを送りつけてきたのだ。

 これにカンカンに怒った3つの障害者団体の代表が連名で「○○国障害者ゴルフ協会」に抗議しているというのが友人からのメールだった。

 さっそく「○○国障害者ゴルフ協会」のサイトにアクセスしてみる。

 運営しているのはどうやらゴルフを仕事としている人たちのようだ。PGAという文字が躍っているし、ジュニアや障害者のインストラクターと肩書きにはある。

 そしてスケジュールの中には先の3つの団体が開催するトーナメントとアメリカ、カナダ、イギリスの障害者ゴルフ選手権の日程がちゃっかり書かれている。

 私にはどうしてこんなことが起こったのか、はたまた3つの団体の中に裏切り者がいるのか事件の背景はまったくわからない。

 しかし、ゴルフを仕事としている人たちが障害者ゴルフに何らかの旨みを感じてこんなことをしていうのだろうとの察しはつく。

 もしかしたら、パラリンピックにゴルフが正式種目として採用された時のことでも考えて行動しているのかもしれない。

 だとしたら見当違いも甚だしいし、極めて不愉快なことである。

 3つの障害者ゴルフ団体の運営者は手弁当で地道な活動を続けてきたに違いない。その活動実績をかっさらって何か利益につなげようとでも考えているとしたら見過ごしにはできないと思う。

パッション
[2010年02月08日(月)]


ヨーロッパの冬 Lapland in Scandinavia


 昨年の後半から、EDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ協会)事務局長のPieter Van Duijin氏とたたびたびメールのやりとりをしている。

 テーマは主にパラリンピックでゴルフを正式種目にするための活動についてだが、ピーターとEDGAの会長Robert Caja氏は実に熱心。

 IPC(国際パラリンピック委員会)に提訴したり、R&Aに支援を求めたりと、ヨーロッパ各国を駈け回って活動を続けている。

 ピーターのメールはいつも情熱に溢れていて、中味が濃い。それに返事を書くのはこちらもいい加減ではいけないと思うのでつい力が入る。お互いの母国語ではない英語を遣ってのやりとりは楽ではないが、なかなかためになる。

 昨年ようやく、ゴルフがオリンピックの正式種目になった。そこで初めて、パラリンピックの種目にもという期待が高まっている。

 しかし、オリンピックの種目が必ずしもパラリンピックの種目として採用されるわけではない。特にゴルフの場合、次のようなネックがある。

・障害者ゴルフの活動を行っている国が少ない
・障害によるクラス分けをどうするのか

 実際、IPCはEDGAに対してこれらの問題を解決しないと正式種目への採用は難しいとほのめかしているらしい。

 EDGAはこれを解決するべく様々な手段を使って動いている。

 ピーターからのメールにはそうした報告がいつも面々と綴られている。その熱心さに打たれつつ、日本は何が出来るのかといつも考えている。

 いろいろなところから聞いた情報によると、IPCは一つの国からの提訴は受けないそうだ。いくつかの国がまとまってアピールして初めて意義を認めるらしい。日本の場合、IPCのあるヨーロッパとは距離があるし、日本人のコミッティー(委員)がいないこともあって発言権は薄い。

 今、私達が出来ることとして真剣に考えているのは、アジアで障害者ゴルフの活動をしている国を探すこと。活動をしていない国には普及のアドバイスをすることだろう。

 時間はかかると思うが、障害者ゴルフが普及している国を一国でも多く増やすことが、パラリンピックに繋がると思う。

 
Posted by シュガー at 08:42 | この記事の詳細
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高知からの参加者求む
[2010年02月05日(金)]


Kochi黒潮CC
 

 3月14日〜15日にDGAが四国(高知)で初めて行う大会「第1回中国四国障害者オープンゴルフ選手権」まで、あと1ヶ月ちょっとになりました。

 今のところ、参加申込は思ったよりやや少なめ。期末ということや、不況が影響しているのでしょうか?

 今週に入ってから、香川県の下腿切断の男性が練習場でポスターを見たと言って参加を申し込んできました。こういう知らせはとてもうれしいものです。

 DGAには四国の会員があまりいません。ですから、この大会を機に、四国の障害者ゴルファーがたくさん出てくるといいなあと思っています。

 実は会場となるKouchi黒潮カントリーのある高知県にはDGAの会員が一人もいません。今回の大会に地元の障害者ゴルファーに参加してもらうのは私達の願いです。

 そこで昨日、高知新聞社に電話をして、大会前に記事を書いて欲しいとお願いしてみました。記事が出れば地元の障害者ゴルファーが参加してくれる可能性は大です。

 6年前、初めて鹿児島で大会を開いた時に地元の新聞が事前に紹介記事を書いてくれました。するとその記事を見て10人近くの障害者ゴルファーが参加してきました。

 その中には一昨年、日本代表としてスウェーデンのエリートゴルフ選手権に出場したI選手や、ゴルフによって車いすから離れることが出来たH選手などが含まれていました。

 この鹿児島の好例のように高知でも個性溢れる選手の登場を期待しています。

 地元から新しい参加者が出てきて初めて、大会開催の意義があるのですから。

 

米国の障害者ゴルフ雑誌から
[2010年02月04日(木)]



 米国のNAGAが毎年一回発行している「Amputee Golfer」が送られてきました。

 NAGAはNational Amputee Golf Associationといって切断障害者ゴルファーの協会。切断障害者にしか対応していないけれど、事実上、世界最強の障害者ゴルフ団体で、DGAの米国遠征は毎年ここの試合に参戦しています。



 昨年夏、マンチェスターで行われた大会の記事も当然掲載。

「心配しなくていいよ、タイガー、この男達(のプレー)は一つや二つ見せ場があるぜ」

 翻訳するとそんな感じのタイトルがつけられていて、いかにもアメリカ的。日本人だとこんなタイトルはちょっと思いつかないでしょう。

 


 記事中には我らがエース、古田謙さんの写真も載っています。AK(大腿切断)の部チャンピオンとして紹介。カッコイイ



 昨年10月に鹿児島の知覧CCで開催したジャパンオープンの記事もちゃんと掲載されています。

 写真はGDOブロガーでもあるマコさん、熊本の星・高さん、DGA一の飛ばし屋Aさんや昨年度チャンプのAS太郎さんなど。

 私が書いた文章をバイリンガルのcozakstarコーチが翻訳してくれました。この記事は意図的に長く書いています。そうじゃないと見開き2ページにならないで1ページにされちゃうからねっ。

 極東からのアピールも結構大変なんです。 
Posted by シュガー at 07:37 | この記事の詳細
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運がよかった
[2010年02月02日(火)]

 

 私は割と運のいい方だ・・・と思っている・・・。

 というのも、今回のグアム旅行でヒヤッとしたことがある。

 なんと、グアムに着いた日に、空港でパスポートを落としてしまったのだ。

 当の本人はまったく気がつかず、空港からレオパレスリゾートに向かう送迎バスに乗ろうとしていた。たまたまバスが来ていなかったので、その間にパスポートが返ってきた。

 それも偶然が重なっている。

 送迎バスが来ないので、トイレにでも行っておこうと歩き出すと、突然前方から来た日本人の2人のおじさまに声をかけられた。「○○さんですか?」

 相手は全く見知らぬ二人であり、なんで私の名前を知っているのか?? 瞬間、「あ・や・し・い」と思った。

 すると一人が私にパスポートを差しだし、顔をしげしげと見ながら「これ、あなたのですよねえ」と言う。

 それは確かに私のパスポートだった。びっくりした。

「どこにありましたか?」

 と、聞くと税関を出たあたりに落ちていたという。

 そうだ!! 税関の係員がとても陽気な男で、ちょっとした無駄話に夢中になっていた。その時、品川巻きが手荷物からこぼれ出て床にばらまけてしまった。その後始末をしている間にたぶんパスポートを落としたのだろう。

 拾ってくれた2人のおじさまはとてもやさしい人たちで、パスポートの持ち主が現れたことを「よかった、よかった」と自分のことのように喜んで下さった。

 もし、送迎バスがすぐに来ていたら・・・

 あるいは私がトイレに行かず、2人のおじさまに会わなかったら・・・

 この親切な2人が拾わなかったら・・・

 きっとゴルフどころではなかったと思う。

 この時、私は「運がいい」と確信した。

 しかし、一つだけ気になることがある。

 私のパスポートの写真はいろいろな事情からすごく写真写りの悪いものを使っている。それなのに2人のおじさま達が私を判別できたと言うことは・・・

 やはり私って、あの写りの悪い写真のような顔をしているんだろうなあ。あーあ、なんだかがっかりしたっ。

 
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