アメリカは動くか?
[2010年02月15日(月)]

アメリカの障害者ゴルフチーム
昨年、ゴルフがオリンピックの正式種目として決まってから、パラリンピックでもその期待は高まっている。
オリンピックに決まったから当然パラリンピックでも・・・と思う人は多く、DGAにもその種の問い合わせがたびたびある。
しかし、オリンピックで正式種目になったから即パラリンピックの正式種目になるわけではなくて、いろいろと問題があるのはすでに何回か書いてきた。
障害者スポーツでIOCと同じ役目をするIPC(国際パラリンピック委員会)という組織はトップダウンで正式種目を決定するわけではない。つまり、IPCが率先して「ゴルフを正式種目に決めました」と宣言することはないらしいのだ。
ではどうしたらゴルフがパラリンピックの正式種目になれるのか?
一つの国やどこかの組織、あるいは個人がいくら声を大にして訴えてもIPCには聞き入れてもらえない。
なるべくたくさんの国がまとまって提訴して始めてIPCはゴルフを正式種目とするべく動く。
これは私には意外であった。いろいろな国から提訴があればIPCは個々に対応してくれると考えていたからだ。
つまり、日本が何か動いても現状ではあまり効果的ではないということになる。
現在、熱心に動いているEDGA(ヨーロッパ障害者協会)にしてもここだけではだめらしい。
最近の情報によると、ある権威ある国際的ゴルフ組織が動くとIPCにかなりの影響力があるという。その組織はアメリカに本部があるため、EDGAにはアメリカとカナダの障害者ゴルフ団体と手を繋がなければダメだと言っているようだ。
北米(アメリカとカナダ)にももちろん障害者ゴルフ団体はある。ただ、ここは切断者を対象とした団体が強い。
切断以外の障害にも対応しているヨーロッパとは何かと意見を異にしているので、果たして両者がうまく結びつくかどうか?
国際政治の構図と同様に、アメリカとヨーロッパにはそれぞれの主張があり、相容れない部分がある。日本はどちらかというとみそっかす的な存在。だからこそ、両者を結ぼうといろいろと手伝っている。
まだ多くのことが書けないので非常に抽象的な話しになってしまったが・・・・







