8620
[2007年06月29日(金)]

最近。よく目につくのが、この。。。


『8620』


いったい何者なんでしょう?



例えばですね。

クリーブランドの新しいウェッジである588RS


USクリーブランドゴルフホームページより引用


こいつも使ってみたいクラブのひとつなんですけど、ロフトが60度しか設定されてません。
52度とか56度のラインナップがあれば、お助けクラブとして活躍してくれそうなんですけどね。。。

んで。

こいつの素材はと言うと。。。

The 588 RS wedges are made of soft 8620 carbon steel.

8620カーボンスチールってなんじゃ???

8620を検索するとですね。
コブラCBアイアンだとか。
イオンプライドのウェッジだとか。
ナイキSVウェッジだとか。。。
結構使われてる素材な訳です。。

んで。
8620ってのを調べてみますと。。
こいつはANSI(アメリカ工業規格)なのです。

このANSIの8620と同様の素材をJIS規格で検索してみますと。。。

『SNCM220H』
であることが分かりました。

ようするに。。
カーボンスチールと言うよりは、ニッケルクロムモリブデンという合金です。

合金というと、なんか硬いイメージがあるんですが。。。
この素材自体は、ものすごくネバイ性質があるようで。いわゆる軟鉄との成分比較をしても、
なんか良さげな感じはします。

記号  C      Si      Mn     P   S    Cu
S20C 0.18〜0.23 0.15〜0.35 0.30〜0.60 0.030 0.035 0.30
S30C 0.27〜0.33 0.15〜0.35 0.60〜0.90 0.030 0.035 0.30
記号     C       Si      Mn     P    S       Ni      Cr Mo
SNCM220H 0.17〜0.23 0.15〜0.35 0.60〜0.95 〜0.030 0.35〜0.75 0.35〜0.65 0.15〜0.30

素材的には焼入性が高く、焼きなましでの密度が均一になる特徴があるらしく、鋳造にはもってこいなんでしょう。。

逆に、鍛造には向かない。バレル研磨での表面硬度が上がるなど、ゴルフクラブとしてのデメリットも見え隠れする素材のような気もしますが。。。

実際のところ、どうなんですかね?
よくわかりませんが。。。





んで。





だから何なの?
って話しですが。。。





要は。。。



あくまで個人的な思い込みなんですけども。

ANSI規格って何か、とってもアバウトなイメージがあるんですよ(笑
JISとかDINって厳格なイメージあるんですけどね。

で、ですね。
先にあげたコブラナイキは、そもそもアメリカの会社だから8620でいいですよ。

んが。
イオンプライドが8620ってのは、どーなんよ?
と思っちゃうんですよね。

素材調達先がアメリカだって話しなのか?
タネの供給先が台湾や中国だって話しなのか?
細かいことは知りませんけども。。。

こういう表記をすることによって、信頼感激薄に感じるのは私だけでしょうか?
この記事の詳細
http://blog.golfdigest.co.jp/user/torao/archive/405
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コメント
MT28は鋳物だからね。
だから溝が長持ちするんだよね。
ネック曲げたら折れちゃうよ。

軟鉄鍛造をこまめに変えるほうが良いんじゃないの?
Posted by:カス1号 at 2007年07月03日(火) 16:40
カス1号さん
いつもコメありがとうです
なるほど、やっぱり鋳物なら目は必ずできると。。
数こなさなきゃいけない職人さんなら辛い素材かも知れないですけど、自分みたいな個人で削りたいものには、逆に手間がかからなくていいんですけどね。
削り難さと打感って一致するものじゃないですし、素材が硬い方が長く使えるし。。。
(かと言って、旧MT28みたいにネック曲がらないのはですが。。)
どっちかって言うと、頻繁に取り替えないから、軟鉄のSWとか即効でミゾ壊れる方が気になります。
とか何とか言いながら、実は軟鉄使ってますけどね(爆
Posted by:とらお at 2007年07月03日(火) 15:00
鋳造である限り巣も出来ますし、目の流れも起きます。鋳造の方が、目が粗い分、赤錆びが深く進行しやすいのです。

ステンは鉄の合金で、クロムやニッケルなど耐食性を高める元素を多量添加するために、製造方法が普通鋼とかなり異なっています。
あくまでもステン(錆)LESS(難い)でNOステン(錆びない)ではありません。

ステンレスの製造方法は、製品形状(厚板・薄板・棒・線・鋼管など)によって、それぞれ圧延設備が異なりますが、溶鋼からインゴット製造までは、原理がほとんど普通鋼と変わりません。

錆びにくくて、硬いので削りにくいというのがステンレスの特徴です。鍛造も鋳造も出来ますがね。。削り難いと思いますよ。うちでもsus303快削鋼は製品としてあつかってますが、研磨工程は硬いので普通鋼材より嫌がられます。。削れにくいんでしょうね。。研磨職人泣かせです。。
Posted by:カス1号 at 2007年07月03日(火) 14:11
カス1号さん
詳細な解説ありがとうございます
鋳物での目ができる話しは面白いっす。
精密鋳造でもできるのかなぁ?(謎

個人的には、このSNCM220みたいな材質はあまり興味がなくって、SUS303,304とか443CTみたいなソフトステン系の方がウェッジの場合にはいいんじゃあないのか?と思ってます。
Posted by:とらお at 2007年07月03日(火) 12:15
長文ご容赦 No3です。

熱処理されていれば曲がらないし、されていなければ曲がりますので程度はS20Cと同程度でしょう。クロモリを入れた理由はわかりませんが、ニッケルは粘りを増しますのでたくさん曲げられるでしょう。

ちなみに値段ですが
SCM420は150円/kg
S45Cは130円/kgくらいですね。
そんなに言うほど値段は変わりません。

ニッケル素材は結構高いですね。日本では市場性がほとんどないですから。。。欧米では市場性があるのかもしれませんが。。。

世界的にはモリブデンが高騰していて、モリブデンを添加しないSCR420を使う会社が増えてます。車メーカーさんはSCR420が多いですね。。。
Posted by:カス1号 at 2007年07月03日(火) 08:55
鍛造では素材は硬くなりません。それよりも、鍛造後に調質という工程が入るので、そこで組織の均一化が図られるので、組織の目が細かくなり均一化するほうにメリットを感じます。

話題のSNCM220は焼入れ鋼材ですので、浸炭焼入れをすると表面数ミリの硬度が上がります。表面が硬く、中が柔らかい状態に変質します。この処理がされていれば絶対に曲がりません。
焼きいれしないそのままでは、S20Cと同程度の硬さと思われます。20というのがカーボン量ですので、硬度はカーボン量で決まりますのでね。。
具体的には、SNCM220はこういう風に読みます。
S鉄・Nニッケル・Cクロム・Mモリブデン・4or2意味なし? 20カーボン量中間値0.2%(0.17〜0.23)という意味です。
440は炭素鋼と呼ばれ0.4%のカーボン含有量。だからカーボンが多くて硬いんですね。。
Posted by:カス1号 at 2007年07月03日(火) 08:55
僕の出番か?

ピットさんの冶具はSCM440Hです。
粘性を出すのはニッケルです。欧米の会社の重機やロボット部品なんかにはニッケルを入れるように指定されることが多いです。日本では手に入らなくてイタリヤやドイツから輸入したことがあります。値段が日本の半分以下なんで・・・中国材はもっと安いですが、怖くて使えません。日本のメーカーで許可されるところはほとんど無いはずです。

日本では、トラック部品に使われる程度かな??ニッケルが入ると切削しにくくなり、カッターの傷みが早いので、生産性を重要視する日本ではほとんど使われません。鍛造に向かないのは同じ理由で鍛造型の傷みが早いのでしょう。鍛造屋さんは嫌がるでしょうね。。バレルはどんな素材でも硬度は上がるのでそれはいい訳でしょう。密度が均一になりやすいのが鋳造用素材としての唯一のメリットでしょう。普通鋳物は、工法上、均一性はないのでね。。鋳物は、スポンジケーキと同じですから組織も目の方向も湯(溶けた鉄)の流れた方向に流れていますので場所によってバラつきはあるし、巣(空気穴→シロアリの穴のような不具合)が出来ている場合が多いのです。
Posted by:カス1号 at 2007年07月03日(火) 08:54
ゴルフピットさん
こちらこそよろしくお願いします。
で。記事の話ですが素人の浅知恵でいろいろ調べたレポート的なものですから、間違った情報も多々あるかと。。。
鍛造だと硬くなるってのは、あくまでこの8620などの焼入性の高い素材の話であって、SC材ならどれだけ叩いても硬くはならないです。
打感の話については、素材の硬さよりも溝の形状やメッキの厚みの影響の方が、はるかに高いと思ってます。
Posted by:とらお at 2007年07月03日(火) 00:18
15日はどうぞ宜しくお願いいたします。
この記事の話は大変勉強させて頂きました。

イオンプライドのウェッジの打球感はあきらかに異質なものに思いました。

鍛造だと打感的に硬質になりすぎるデメリットが出るでしょうか。
それと気になるのはネック曲げ調整の許容度です。曲げられる?反発して戻っちゃったりしないだろうか?という点です。
アメリカ製の安物でよく使ってるS40Cよりまだ硬いでしょうか。
Posted by:ゴルフピットwatanabe at 2007年07月02日(月) 16:27
まことさん
幹事お疲れさまです。。
近づいてきましたね!楽しみです。。

わん子さん
性格的に知らないことは調べたいのです(笑

でいりーさん
う〜んピンそば君はみたことないけど。。
形的にはよくありますよね。ベンホーガンのシュアアウトとか。。
Posted by:とらお at 2007年07月01日(日) 15:20
お疲れさまです。
遅くなりましたがバトルの詳細アップしました。

14日の津駅送迎が必要な場合はコメントをお願いします。
Posted by:まこと at 2007年07月01日(日) 12:39
ごめんなさいには何が何やら、、、、でもとらおさんて凄い!色々と勉強してるんですね、分解?もしちゃうしね
Posted by:わん子 at 2007年06月30日(土) 22:17
このクラブは深夜のTVショッピングでたまに見る...
「ピンそば君」みたいな感じですかね?
Posted by:でいりー at 2007年06月30日(土) 18:25
ナナっち
無理矢理コメありがとう。。
あんまり中身のない記事ですんまそん
Posted by:とらお at 2007年06月30日(土) 10:38
↓翔子さん同様に・・・

どこかに食いつこうと思いましたが・・・
私にとっては・・・
般若心経の方が理解可能なようです
Posted by:ナナ at 2007年06月29日(金) 19:26
しんさん
何故にRZ???
ん〜自分的にはクロモリ=ぽちっ
かな?ユーラシア・ロードって自転車で憧れでした。。。
Posted by:とらお at 2007年06月29日(金) 17:50
クロモリ鋼と聞くと・・・・・ここポチを思い出します

で、これ系の材質って、かなり高性能(高じん性+高強度)なので、期待大・・・・・ですが高価格ですよね
Posted by:sin01 at 2007年06月29日(金) 17:38
ふくちゃん
会社でネットは昼休みだけとか時間決めないとまずいよ(笑
んで。ハンディ。。。
どーせ何書いてもくれないでしょ(爆

ゴマさん
ぷぷぷ。確かに!

翔子さん
はい。私も意味不明です

くにさん
正規代理店ルートと平行物の違いかな?
Posted by:とらお at 2007年06月29日(金) 17:23
前回のコメみたら

けちんぼ!!言ったな

ちょっとはあげようと思ったけど考えよっと(ムヒッ^^)
Posted by:fukurou at 2007年06月29日(金) 17:12
Qちゃんを試しにデスクトップに貼ってみたんですが・・・恥ずかしいんですぐ止めました(爆)
Posted by:ゴマ2 at 2007年06月29日(金) 16:46
とらちゃんは体調最悪&ネット見すぎと上司に怒られました><

暫くはおとなしくしてます、っうか体調最悪です。

Posted by:fukurou at 2007年06月29日(金) 16:41
どっかに食い付こうとじっくり読みましたが・・・全くお手上げでした 
Posted by:翔子 at 2007年06月29日(金) 16:35
そういえば、
ゴマさんからお借りしているランチャーに刺さっているV2はJISマークがありますが、最近見るV2にはありません。。。
Posted by:くに at 2007年06月29日(金) 16:26

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